2007年12月9日

かけら


からすが光るものを
巣に集めることを
おとぎ話の中で知った時は
子供心がわくわくしたものでした。

そんなからすのように私も日々の
生活の中で心に光るものをそっと集めています。
それらは、子どもが着れなくなった服のハギレや
どこかから取れたビーズ、
お気に入りのブランドのタグ、
細工が美しいレースの切れはし。

カート・ヴォネガットの小説の中の
『空は天使でいっぱいだった』という1文や
ヨゼフ・ウィルコンの筆の先が残す
愛の混ざった色。

そして私の家族や友人の中にもそれぞれに
光るものを見つけています。
それらはあまりにかけがえのないものなので
本当に大事にしています。

長い間、裸ん坊だったpetitcollinの小さなお人形に
服を作って欲しいと娘にせがまれたので
集めたものをちくちく縫い合わせました。

こうして
時々光るかけらを合わせて結晶にするのが何よりの楽しみ。
だから、私の心に光るものだけをじっくり見極めています。

petitcollin