2008年12月16日

サイン


大きな木の輪っかに
りぼんでカディコットンを
吊るしたオブジェ。

grafの『きのぴぴのき』展に
制作した作品です。

私はこの作品の中で
包み込まれるやさしさを
体感してもらいたかったのです。

その役目を終えた作品に新たな可能性を秘める為に
自分が縫ったひと針ひと針を解き綿を出しりぼんを外しました。

その作業をしながら夕方のニュースを見ていると
今、『絵本のよみきかせ』が見直されているとやっていました。

小学校では高学年にボランティアで『よみきかせ』をしたり
街では路上ライブのように『聞かせ屋 けいたろう』さんが
絵本の『よみきかせ』をされています。
それに足を止めて聞き入るのは、高校生やカップル、
そして、酔っぱらったおじさん。

絵本の『よみきかせ』は子ども達の感情表現を豊かにし
大人には心に温もりと安らぎを与えてくれるそうです。

私が絵本のお話を書く1番の意義は
絵本は心の最初の扉だと思うから。

弱ってしまった心にもやさしく届く内容なので
無理して大人になっていた心をふんわり包んでくれる。

そして読み手の経験の深さと内容が正比例する面白さがあります。

時々、心には言葉自体の意味より、
その奥のぬくもりが必要なのかもしれません。

絵本『きのぴぴのき』はついにおしゃれピープルの心に
お届けする為に代官山のカフェSignにやって来ました。

Sign