2009年9月12日

アキカゼ


秋風に吹かれると
旅心が目覚める。

あの爽やかな乾いた風は
過去に旅した時、頬に感じた
それをどうしても思い出させるのです。

偶然にも秋に旅にでることが
多かったせいもあるのかもしれません。

あの時のニューヨークも
あの時のロンドンも
あの時のアムステルダムも

秋風の中。

春に出発したオーストラリアさえも
南半球で秋でした。

とはいえ、そんな心とは裏腹に
今の状況は海外旅行なんていってられません。
オーストラリアの里帰りさえもままならない現実。

だからまっさらな1日の始まりに
窓を開け、秋風に吹かれながら
外国のパンを食べながらゆっくりコーヒーを飲む。

ささやかな心の旅時間。

そんな時、秋風は心の余分な水分を
乾かしてくれるので軽くなれます。

パンが最後の1枚になった時、
外国帰りの友達から
いい香りの石けんがお土産で届いた。

秋風に香りが色づく。