2009年9月26日

コンシダート


駅のベンチに座って
ふと足下を見ると
靴がずいぶん傷んでいた。

それを見た子どもが
「この靴もっとはいてな」と言った。

どうしてかと聞くと
「大きくなったらはきたいから、
そうしたらこの靴の人生はまだ続くから」と
キッパリ言い放った。

時々『ら』の字を逆さまに書いているくせに
聞きかじった言葉で話したがる子どもを見ながら

この子が生まれて少しした頃に
安定感のあるオカンの足元を求めて
この靴を履き出したことを思い出した。

ナイキのコンシダートシリーズのミュールタイプ。
雑誌で見たリネンの紐が編み込まれたデザインに
一目惚れした。

コンシダートシリーズは環境に配慮して作られていて
接着剤の使用を最小限に抑え、着色はベジアン(野菜)染め
使用後のシューズはパーツごとに完全分解が可能なので
分別廃棄ができます。

私たちの時代では画期的な取り組みのように思えますが
子ども達の時代には、こういうことがあたりまえのことに
なっているのかもと希望的観測

お気に入りのリネンの紐はほどけかけているけど
分別廃棄はまだまだ先のようです。