ノマディック

ニョロッとした蛇も
ヒョッコリとなるのが
人の手が作り出す温もりの
面白さ。
民芸品にある魅力のひとつです。
飛騨伝統の木版で「へびいちご」が
手刷りされた生木綿の中には
米のもみ殻が詰められ、
縁起よさげな握り心地。
それは作り手の方が民芸品の行き先へ
幸運を願いながら、1針1針縫い進められたおかげです。
こうして十二支の中から蛇を手にし
落ち着くと周りが素敵な民芸品に囲まれていることに気づく。
偶然なる幸運にも、
私は「nomadic」の初日の中に立っていたのでした。
「nomadic」は旅先で巡り会ったクラフトや民芸を
遊牧民のように次の土地へ伝え、
進化していく移動型セレクトショップ。
この人と人、土地と土地をつなげる原動力の中心と
なっているLandscape Productsの中原慎一郎さんは
絵本「きのぴぴのき」の制作過程でお世話になっていたので
偶然の出会いに感謝し、お礼を言いました。
作り手が込めた想いが、かつての遊牧民のように
見知らぬ土地へ移動し、受け入れられ
そこでまた心の土を耕す。
日本が豊かになるいい方法だと思います。
nomadic

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