2009年6月10日

イソポ カムイ


美しい木版画のその絵本は
いつもひょんな所にあって
その度に気になっていた。

そういうのが3回あって
ついに買って帰ることに。

語り手の四宅ヤエさんによる
アイヌのウサギの神様のお話。

老ウサギの神様イソポカムイは
目を患っています。それゆえ
親切をしようとしても滑稽な失敗を
してしまいます。

作者の手島圭三郎さんによると
アイヌの人たちにとって
正確な状況判断が出来なくなったら家から離れるのは危険だ
という教訓を含んでいるとのこと。

最近、無理をし過ぎていた私には耳の痛い話しです。。。

外にばかり大きな仕事があるように錯覚しがちですが
家の中には子どものことを大事にするという何より
大きな仕事があると気づかされました。

一方、絵本を読む子ども達は
ホーリムリム ホーリムリムという祈り節に誘われ、
神様の滑稽な失敗に大笑い

それは、大人達のもつこだわりを越え
もっと世界を広くみることを楽しんでいるかのようです。